堺市北区のもり歯科医院の森です。6月1日、2日に東京で行われた歯周病学会に参加してきました。

東京で行われたこともあり、参加人数も多く、企業の展示も充実していました。

いくつか治療に用いる器具で使いやすそうな器具があったので購入してきました!

歯ブラシや歯磨き粉の特徴を直接メーカーさんに聞けて良かったです。

学会の講演で一番興味深かった内容は2日のお昼過ぎから行われたシンポジウムⅢの講演でした。

日々臨床を行われていらっしゃる先生2人による歯周病の症例を見せていただいた後に、その治り方などへの疑問を東京歯科大学解剖学講座の阿部先生が基礎的な立場から歯周組織周辺の解剖学的、組織学的特徴を教えていただきそれらの疑問点に対する答えを導き出すものでした。

日々来て下さる患者さんのお口の中の状態を良くするために、虫歯の治療や歯周病の治療を行っていくためにもやはりお口周りの解剖学的な特徴を頭に入れておくことは非常に大事だと改めて認識させられました。

また、大阪大学歯学部附属病院を退職し2年以上が経過しましたが、今回の学会では非常に多くの同僚の先生方とお会いでき、互いの近況報告から臨床のお話までできすごく楽しかったです。明日からも地域の皆さんにより良い歯科治療をお届けできるように精進してまいります。

大阪大学大学院時代ずっと席が隣でともに歯周病の研究をしてきた伊山先生にもお会いでき、色々な話をしました!