歯科衛生士の横山です!
突然ですが鏡でお口の中を見てみてください。
頬っぺたや舌にこのような型はありませんか??
これはTCHによって起こる症状のひとつです。
TCH(上下歯列接触癖)とは上下の歯を無意識に接触させつづける癖のことをいいます。
人は何もしていないとき、唇を閉じていても上下の歯は接触せず、2~3mm開いているのが正常です。
食事や会話時に瞬間的に接触しますが、この時間を集計しても1日平均17分程度といわれています。
TCHによって起こるお口のトラブル
・顎関節症
・歯周病の悪化
・詰め物や被せの脱落
・歯のすり減り、破折
・知覚過敏
・口内炎の繰り返し、重症化
・入れ歯の痛み
などがあります。
TCHはぐっと力を入れて食いしばることとは別で、日常的に上下の歯が当たっていることをいいます。
『100の力で1秒噛む=1の力で100秒噛む』
弱くても長時間接触しているだけですごい力がかかってしまいます!
昼間など起きている間は気付いて歯を離すことができますが、寝ている間はできませんのでマウスピースをつけることをおすすめしています。
もり歯科ではTCHの症状がみられる方にお声がけさせていただいていますが、気になった方はいつでもご相談ください♪
もり歯科医院
堺市北区北長尾町6-4-1
Tel 072-251-3010