こんにちは堺市北区のもり歯科医院の森です。
歯周病でお悩みの方は多いのではないでしょうか?日本生活習慣予防協会の調査では歯周病にかかっている方の割合は30代で約8割、60代で約9割とほとんどの方が歯周病にかかっているとの結果がでています。
歯周病はほとんど自覚症状はなく歯ブラシをした際に血が出ることがあるくらいで気づかない間に進んでしまうことが多いです。
現在のところなかなか歯周病を完全に治すのは難しいのですが、歯周病に悩む多くの方の助けになるよう「リグロス」という新しい薬が厚生労働省に認可され科研製薬より販売されるようになりました。
この薬は大阪大学歯学部歯周科村上教授の研究室で開発され、私自身も在籍し共に研究していました。症例によっては非常に効果のあるお薬なので歯周病でお困りの方の強い味方になるのではと期待しております。
リグロスの主成分はヒトbFGF(basic fibroblast growth factor)で人の体の中に存在し細胞の増殖や分化の調整を行うたんぱく質です。これにより歯周炎によって破壊された骨や歯と骨をつなぐ歯根膜を元通り元気な状態にします。
もり歯科医院でもリグロスを用いた治療を行っております。適応症例かどうかも含め、ご興味をお持ちの方は一度ご相談ください。
もり歯科医院
堺市北区北長尾町6-4-1
Tel 072-251-3010