こんにちは堺市北区の歯医者、もり歯科医院です。
もう12月も後半に入り一年が終わりますね。
今年もたくさんのニュースがありましたが、京都大学の本庶佑先生がノーベル医学・生理学賞を受賞されたことは記憶に新しいのではないでしょうか?川端康成以来ぶりに和装で授賞式に参加される姿が多くのワイドショーをにぎわしていました。
本庶先生の研究内容についてですが、免疫の分子「PD-1」を発見したことが評価され、これを元にがん治療薬がん治療薬「オプジーボ」が開発されました。これをテレビで紹介されているのを見ていてなんとなくPD-1という言葉にひっかかり調べてみました。
「PD-1(Programmed death-1)は、細胞傷害性T細胞の表面にある免疫チェックポイント受容体の一種です。PD-1受容体には、プログラム細胞死リガンド-1(PD-L1)とプログラム細胞死リガンド-2(PD-L2)の2種類のリガンドがあります。PD-1受容体のアップレギュレーションは、T細胞の不活性化抑制に重要な役割を果たすとともに、自己免疫を回避するための正常な免疫応答において重要な要素となります。」
ここまで調べて思い出したのですが、私大学院時代にこの分子の研究を行っていました!自分が行っていた研究に関する分子を完全に忘れていました。やはり時が経つと忘れるものですね。確か歯肉の上皮にもこのPD-1が発現しており、歯周病になって炎症が起こった時のブレーキになるのではないかと思い研究していたと記憶しております。いつの日かこういった色んな研究が繋がりだし、リグロスに次ぐ新しい歯周病の薬が開発されることを期待します。
歯周病でお悩みの方はたくさんおられると思います。何かご不明点、お困りのことがあれば堺市北区の歯医者、もり歯科医院072-251-3010までご相談ください。
もり歯科医院
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