こんにちは。堺市北区の歯医者、もり歯科医院です。

先日、東京で行われた根管治療についてのセミナーに参加してきました。

秋葉原にあるUDXカンファレンスルームという場所で行われたのですが、すごくきれいで近代的な建物でした!!

UDXカンファレンスルーム→https://udx-akibaspace.jp/conference/

そもそも今回勉強してきた根管治療とは歯の中にある歯髄とよばれる部位の治療です。一般的な歯科医院でもよく行われている処置です。

むし歯が大きくなると、歯髄にまでむし歯菌が感染し、歯髄を除去(歯の神経を抜く)する治療が必要となります。

歯髄が感染してしまっている場合の根管治療は感染根管治療と呼ばれ、治る確率は60%程度ともいわれています。

少しでも治せる確率を上げるために最新の根管治療に対する考え方や器材について学んできました。

 

患者さんから「どうして神経を抜いたのに痛むことがあるのですか?」という質問を受けることがあります。

これは、神経を抜く処置というのは歯の中の神経を抜いているためで、歯の周りの神経は生きているからです。

たとえば、髪の毛は切っても痛くないですが、引っ張ると痛いですよね?これは髪の毛の中には痛みを感じる神経が通っていないので切っても痛くないですが、髪の毛が植わっている頭皮には神経が通っているので痛みます。

これと同じような現象が神経の治療後に痛む歯の周りで起こっています。つまり、歯の中の神経はないので歯を削っても痛くないですが、歯の根っこの先が膿んでしまうとその周りの神経が圧迫されて痛みます。このようなケースでは、かぶせ物を外してもう一度根の治療をする必要があります。

歯の神経の治療内容に関してはこちらにも書いておりますのでよかったら参考にしてください。

https://sakaisimorisika.com/%E6%AD%AF%E3%81%AE%E7%A5%9E%E7%B5%8C%E3%81%AE%E6%B2%BB%E7%99%82/

 

噛んで痛かったり、違和感がある場合はお近くの歯医者さんにご相談ください。

 

何かご不明点、お困りのことがあれば堺市北区の歯医者、もり歯科医院072-251-3010までご相談ください。

もり歯科医院
(堺市駅)
堺市北区北長尾町6-4-1
072-251-3010