歯科衛生士の松岡です。

9月、仙台で開催された歯周病学会に参加してきました。

歯周病学会ホームページ

そのなかで、歯科訪問診療についての講演がありました。

近年、口腔の健康が全身疾患の予防や健康寿命の延伸に関わっていることが知られるようになり、口腔内を清潔に保つことで誤嚥性肺炎や認知症のリスクを下げるとも言われています。

しかし、加齢とともに歯科受診が遠のいてしまう方も多く、そうすると重症化してしまうケースもあります。

患者さんが歯科医院との繋がりを持ち続けることの大切さや、そのためには、元気に通院されているうちから「訪問診療ができる」ということをお伝えしておくことが大事、というお話を聞いてきました。

もり歯科医院でも訪問診療を行っています。

わたし自身も、お元気な方にそのようなことを言うのは失礼にならないかな、、と考えつつも、できるだけみなさんに訪問診療についてお声がけさせていただいています。改めて、これは間違っていなかったと思うことができました。

わたしがケアマネージャーの資格をとるために講習会で他職種の方をお話をしたのが20数年前。

その頃は「歯科衛生士になにができるの?」「なにも知らないよね?」と鼻で笑われる存在でした。

それから月日が流れ、歯科の重要性がどこでも聞かれるようになりました。

これからも自信を持って、お口の健康を守ることが全身を守ることになるとお伝えしていこうと思います。

まわりに通院が難しくて歯科受診ができていない方がいらっしゃいましたら、お声がけください。入れ歯やお痛みなどのお困りごとがなくても、口腔のケアは大切です。

 

院長先生の学会へ行った際のブログはこちら→第65回秋季歯周病学会に行ってきました。

 

何かご不明点、お困りのことがあれば堺市北区の歯医者、もり歯科医院072-251-3010までご相談ください。

もり歯科医院
(堺市駅)
堺市北区北長尾町6-4-1
072-251-3010