こんにちは。堺市北区のもり歯科医院の森です。

昔治療した歯が痛むとおっしゃられる方がいます。
「昔神経を抜いている歯が痛んでるんですね!」
と伝えると
「神経を抜いたのになぜ痛むんですか?!」
という質問をよく受けます。
歯の神経と言っても、歯の中にある神経と、歯の周りにある神経があります。

通常、歯科治療で抜く神経といえば、歯の中にある神経で、これは冷たい物や暑いもの、虫歯による刺激で痛いと感じる神経です。

虫歯が大きくなるとこの神経の治療が必要となります。ですので、歯の神経の治療が終わった歯は冷たいものがしみるというようなことはありません。

しかしながら、歯の周りの神経は治療することはないです。

歯は歯を支える骨と歯根膜という組織を介してつながっていますが、この歯根膜の中には歯にかかる力を感じる、いわゆる歯触りのようなものを感じる神経があります。

歯の中の神経を抜いたとしても、歯の根の先に病気の巣ができ、歯の周りの神経が痛む状態はよくあります。

 

この場合再度歯の中の神経を再度治療する必要があります。

ご自身で判断することは難しいと思いますので、少しでも違和感のある方は歯科医院でご相談されることをおすすめします!

もり歯科医院

堺市北区北長尾町6-4-1

Tel 072-251-3010